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今の精神状態ですが、
①大学院で受けたパワハラのダメージが回復しないまま社会人生活に突入
②環境の急激な変化でダメージが増幅
③回復手段も思いつかないまま、職場でのストレスが積もってそろそろ限界がきそう
といった感じです。
つまり、そもそもの元凶は会社ではなく大学院で、ストレスがピタゴラスイッチのように、途中で消えることもなく今日まで残ってしまったということですね。
こうやって言語化すると、腑に落ちてスッキリした気もしますが、同時にやり場のない怒りがこみ上げてくる気もします。とりあえず各項目について振り返ってみます。
①大学院
私の所属する大学院は放置系ブラック研究室として学内で名を馳せており、毎年何人か失踪者が出るようなところでした。配属当時は精神的にも若く、「途中で離脱した人間が未熟だっただけ。真面目にコツコツやっていけば大丈夫でしょ」と自分を過信していました。
ところが実際は、面倒見が全く良くない指導教員と全く引継ぎがされていない研究テーマ、さらにコロナウイルスの流行による外出自粛、就活などストレス源が無数に転がっていました。
それだけでなく、当時の自分は「国際学会に出てみたい」とかいう身の丈に合わない目標まで抱えている始末で、理想と現実のギャップがエベレスト⇔マリアナ海溝レベルでした。「できること」と「やりたいこと」と「すべきこと」が全く合ってない状況だったわけです。
それでも頑張らないといけない訳ですから、教授にも相談できず、コロナで友人や同期とも中々会えないまま、孤独に頑張ってきたわけです。すると、ただでさえ引っ込み思案だった性格は悪化し、メンタルダウンがそれに拍車をかけ、余計に喋れなくなってしまった気がします。それだけでなく、今では研究の時と同じノリで、自分だけで深く考えたり、常にアレコレ悩み、無駄にメンタルの振れ幅を大きくしてしまうクセがついてしまいました。
②就職
思い返せば散々な大学院生活でしたが、なんやかんやそれなりの企業に内定を決め、ボドボドメンタルのまま卒業できました。(学会に出られなかったばかりか、修論発表でフルボッコだったけど)
地獄のような大学院生活を抜け出せれば、マシな生活に戻れる…そう思ってた時期もありました。
ですが蓋を開けると、
・配属先が僻地
・初めての自動車通勤
・朝弱いのに早起きが必須
・大学時代から一変し、陽キャまみれの同期
と今までとは180度違う生活が待ち受けていました。ある程度予測はできていたのですが、大学院修了から、引っ越しだったり免許証を紛失したりと色々波乱があり、ストレスが残ったまま入社式に突入してしまいました。
メンタルを癒すための趣味だったものづくりも仕事で疲れてやる気が出ず、結局twitterやyoutubeを寝転んで見るダメ人間になってしまい、自責の念で余計にストレスを抱えるという地獄みたいな社会人生活を過ごすことになります。
③現在
時が経つのは速いもので、記事執筆時点で入社式から半年以上が経過しました。しかしタイトルの通り、抱えたストレスは消えるどころか蓄積していき、そろそろ限界が来そうです。
今の職場は良い人たちばかりなんですが、仕事に厳しい人たちでもあるので、ミスをする度に正論で詰められるのが結構辛いです(指導教員はその辺完全に無関心だった)。そのような職場にいると、最初のうちはミスをしないように頑張るのですが、初めての仕事なので、色々悩みや問題が出てきます。正常な人間であれば、問題が発生するたびに先輩や同期に相談し、解決していきながら良好な人間関係を築くのでしょう。
しかし私は、前述したとおり、自分だけで深く考える癖が染みついてしまったため、上司への報告は(緊急でなければ)一旦保留にし、自分の中で完璧に整理してから上司に報告しようとしたのです。これだけでも問題なのですが、整理に時間がかかってしまうと、それだけ報告が遅れてしまいます。すると上司から見た私の印象は、「コミュ障が報告を怠った」ように見えるわけです。私は私なりに頑張っているにも拘わらず。結果、そのことで上司に迷惑をかけ、自責の念に駆られて余計に焦ってしまうという悪循環が発生しているのが現状です。
④ー耳ー
ここで唐突なカミングアウトですが、自分は生まれつき片耳難聴です。その辺の詳しい話は気が向いたときに別記事で話そうかなと思いますが、文字通り、片方の耳が聞こえない症状です。日本には1000人に1人の割合でいるそうですね(ホンマか?)。自分の場合、生まれつきなので、そもそも正常な聞こえ方が分からないまま生きてきたのですが、聞こえない側からの音が聞き取りづらい以外にも、
・カクテルパーティ効果が働かないため、雑音の中だと相手の声が聞き取りづらい
・音源の方向が特定できない
・片方の耳ですべての情報を聞き取り、処理する必要があるので聞き落としてしまう可能性が高くなる
といった弊害があるみたいです。ネットを参照した感じは上記のような感じでした。
私は普段、騒音が鳴り響く場所で働いているのですが、そのせいで上述した弊害の影響をモロに受けています。結果、相手の指示が聞き取れずにスムーズな作業ができなかったり、内容をうまく理解できず呆れられることがありました。これも立派なストレス源ですね。
現状の問題
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によると、ムリは3段階で進行するらしいです。
第1段階=普通の過労段階
第2段階=別人化の始まり
第3段階=別人化
大学院時代の初期では第1段階で済んでいたのですが、終了する頃には第3段階の手前まで来てしまい、悪い癖が抜けないまま(=別人化)ズルズルと来てしまった感じです。振り返ると、修了後に長い時間をかけて傷を癒し、そこから社会人生活を始めるべきでしたね…
長々と冗長な文章を書いてしまいましたが、まとめると下記の通りです。
大学院で受けたパワハラのダメージが回復しないまま社会人生活に突入
↓
メンタルを回復するには趣味のものづくりしか思いつかないのに、やる気が起きないやめネットサーフィンやソシャゲに逃げる
↓
ものづくりをできなかった焦りによるストレス
↓
仕事でもストレスが溜まり、業務をうまく進められない
↓
達成できなかった目標(仕事、プライベートの両方)に意識が縛られる
↓
上司に相談もできず、自責によるメンタル低下
↓
以下ループ
お気づきでしょうか。このループ中では、ストレスが蓄積する要因は大量にあるのに、ストレスを減らす要因、すなわちワクワクが全く足りてないのです。ワクワクを摂取するためには、文字通りワクワクする必要があるわけですが、達成できなかった目標に意識が縛られているので、心からワクワクできないんですよね。あとは、趣味で進捗を産めた時もワクワクできますが、これまで再三述べたように、できてないのが問題です。
さて、現状が分析で来たところで、次は問題を解決しなければなりません。その話は別途記事を作成したいと思います。もしこの記事を最後まで見てくれた方がおられましたら(いるのか?)、ワクワクを思い出せる方法をコメントで募集してます!
それでは。
解決編に続く…
参考文献